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江戸 と 東京



友人のブログにのっていた 江戸深川資料館
どうしても行ってみたくて、先日やっと行けました。

江戸 と 東京_e0095517_2044533.jpg江東区が運営してる区の施設なのですが、やっぱりとっても良かった!
江戸の町の一角を再現しているのですが、再現した部屋の中に入ったり、
家具や道具に触れたり、ボランティアの解説の方がスタンバイしてくれたりと
江戸の暮らしを理解するのにもってこいの場所であります。

まず、施設に入って建物を見渡した第一印象は、「あーこれじゃあ 燃えちゃうよね。。。」って事。

江戸 と 東京_e0095517_20505852.jpg木や紙や草 で建物、生活用具が出来てるんですよね。
うん。これじゃあ、悲しいけどちょっとの火でもドバーっと燃えちゃう。。。
日本の町並みはヨーロッパに比べて昔からの建物が少なくて、残念だなぁーと
前々から思っていましたが、ちょっと
「しょうがなかったんだなー」って思うようになりました。
上:町並み全体 と 右:あるお部屋 


江戸 と 東京_e0095517_20551218.jpg木の材料メインで建てているんだから風化していったり、災害に弱いのは
いたしかたないもんね(ノ_・。)
だからこそ、現在残っている古い建物は最新の技術と細心の注意を払って
守って行きたいものです。

そしてそして、絶対見習いたいと思う 
「物の少ない暮らし」。
←深川付近の再現だから、こんな船着き場も。

江戸 と 東京_e0095517_2142265.jpg解説にも書いてありましたが、昔は今より物が少なかったのでスッキリ と暮らせていたそうです。
引っ越しを終えた直後なので物の多さにウンザリを実感している私には心から 
「うん、うん。そのとーり!!!」と、うなずける。
物が少なければ 片づける という作業は最小で済むのです。 
 *江戸の天ぷらは串揚げだったのね。ちょーうまそー→
あと、 長屋 のシステムも興味深かった。
当時は 大家さん が喧嘩の仲裁から、死亡届まで様々な住人のお世話をしていたそうです。
トイレ、井戸、は個別にはなく共同の場所があり、そこは住人のコミュニケーションの場所に
なってたらしい(これが 井戸端会議の語源ですね)
そして住民のトイレの排泄物は大家さんが農家に売って収入源になっていたそう。
(そのかわり住人も時々、お餅なんかを大家さんからいただいていたんだって)
うーん、これぞ正しい循環!
お仕事にも 「くず拾い」ってお仕事があって町のゴミを拾ってお金にしていたそう。
燃料として燃えるものは当時貴重だったからで、こんなお仕事もあったんだってー。
町もきれいになるし一石二鳥だ!

あーもう、何から何まで関心しっぱなし。
前から江戸時代の暮らし方については惹かれるものがあったんだけど
ますますボルテージが上がってしまいました!
江戸時代に生まれてみたかった。。。あたい。
(今の部屋で昭和は満喫出来るんですが、江戸はね。。。)
入場料何と300円! 行ってみて~☆

江戸 と 東京_e0095517_21192869.jpg同じ日に物凄く久し振りに行った東京タワー。
展望台では東京の景色が一望。 とにかく物凄い数の
ビル、ビル、ビル。。。 
江戸時代からたった150年程でこんなんなっちゃう
世の中。
特に パソコン の出現でここ十数年で色んな事がもの凄いスピードで変化しているはず。
これからの150年で何が起こるんだろう。
やっぱ機械人間の登場?!永遠の命? メーテル~!

by antennaofant | 2008-09-01 21:30 | 日々の色々