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ヘンリーダーガー展



ヘンリーダーガー展_e0095517_19112898.jpg原美術館で開催されてる
ヘンリーダーガー展、行ってきました。
私はこのお方を存じ上げなかったのですが友人saruぽん。の日記を読んで、
どうしても行きたくなって・・・。
大好きな原美術館だし!
遊ぶ日だけ決めてたmamiちんを誘って思いつきで出かけました。





絵の雰囲気に惹かれ観に行った展示だったんだけど、
会場で紹介されていた彼のプロフィールを読んで作品を観る心持ちが変わりました。

幼い頃に両親と死別。その後 感情障害と診断され、重度の知的障害施設に入れられてしまう。
(実際は彼は知的障害ではなかった)
17歳で施設から脱走し19歳から71歳まで、清掃員をしながら膨大な小説と作品を製作。
その作品達は81歳で亡くなった後、彼の部屋の家主(自身も芸術家)によって見つけ出されて
やっと日の目を見る機会を与えられる。

入り口付近のこれを読んでから会場の作品を観て、何だかとても切ない気持ちになった。
死んじゃってからこんな有名になったってむくわれないじゃーん(ノ_・。)彼の人生は幸せだったの・・・? 
でも上に1つ上がった2階にあった1枚の絵を見て気持ちが変わりました。
全面ピンクでお花と女の子がいっぱーいの絵。
あー違う、彼の人生は不幸じゃない。
自分の作り上げた世界の中で彼はとっても幸せだったんだ・・・そう思いました。

幸せ の感じ方を自分の尺度で決めつけちゃいけない。
何が幸せかは人が決めるのではなく、自分が感じてそれを貫けばいいいんだよね。

あなたの貫いた人生にグッときたよ!ヘンリーダーガー!!!
by antennaofant | 2007-06-23 22:06 | 日々の色々