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生協の駐車場の木



もう数ヶ月前になるかな? 父がプリプリして
「お前知ってる?生協の駐車場の木なくなっちゃったんだよ。
あんだけ木が大きくなるのに何年かかってるんだと思うんだよなぁ~。」
と言っていた。
我が家は車で15分位の生協に父の休みの日によく行くんだけど
いつものように生協に行ったら駐車場に等間隔で植え込まれていた木が
全部切られてなくなっていたらしい。
私はその時は「ふ~ん」と何気なく聞いていただけだったんだけど、
この前一緒に買い物に行った時、駐車場の光景を見たら予想以上にショックだった。
あんなにいっぱいあった木が一本残らずなくなっている。
切った名残りの 切り株 が痛々しいったらありゃしない・・・
植えられている 木 の事なんて気に止めてなかったんだけど、無くなってみると
あの木があることで普通の駐車場よりちょっぴり癒し系な駐車場だった事に気がつく。 
あの木は食の安全を重視した生協のお店のイメージアップに無意識に貢献していたのだ。
夏の暑い日なんかは木陰をつくってくれて、
「お買い物なんかに付き合ってられっかー」という車中待機のお父様方などには
良いお昼ね場を提供していた事だろうに・・・

そして今日、生協から帰ってきた父は
「駐車場の木が切られたのは、木の根がコンクリートを押し上げて、お客さんの車の
ナンバープレートにぶつかったり、秋には葉が落ちて近隣の人から苦情があったのが
原因らしい」という情報を掴んできた。
「何でそんなことわかったの?」と聞くと、店内に張り紙がしてあったらしいのだ。

我が家だけではなく、きっと沢山の人が 「どうして木を切ったの?」と、いう疑問を持っていて
直接お店の人に聞いた人も多かったから 張り紙 って事になったのだろう。

私はこの話を聞いて、まだまだ世の中捨てたもんじゃないなーと何だかホッとした。
木がなくなった事 に何か感じられる、そうゆう大人の1人でいたいなーと思う。
by antennaofant | 2007-06-17 22:38 | 日々の色々