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マイ ルーツ



年末~年始は大晦日から2日まで、千葉のおばあちゃんの家にいました。母方の祖母です。
祖母の家に行くのも久々だし、お正月を迎えるなんて何十年ぶりのことだろうか・・・
祖母は外見は年とったなーと思ったけど、気持ちはまだまだ元気いっぱいでちょっと安心しました。 

夜は案の定、近所に住む伯母とイトコも加わり酒盛り。(母方の姉妹はみな酒豪であります)
色々と話してるうちに6年前に亡くなった祖父の話になり
家の母が「この前整理してたら出てきた」と、蓋付きの箱を三箱出してきた。
中には、祖父母の若かりし頃の写真や母達3姉妹の子供の時の写真、
祖父の学生時代の通信簿などが乱雑に入ってて、見ながら大笑い!
一通り見終えた後、母が
「じじちゃん(こう呼んでる)が女の人と2人で橋の所で写ってる写真あったでしょ?」 
と言うので
「あっこれでしょ?」
と、ちょっと印象的だったその写真をひっこ抜いて見せると
「この人ね、じじちゃんと一時期いっしょにアパート借りて住んでたんだって」  
最初、言ってる意味がわからずポカーンとしてたんだけど、ようするに愛人だったらしいのだ。
「えー! だって、この写真のじじちゃん、結構な年じゃん!?」と母に言うと
「そーなのよ~ お母さんたちも知らなかったんだけど、一時期一緒に銚子の方(リアル!)で
暮らしてたらしのよねー すぐ別れたらしいんだけど。Sayakaが3、4才の時みたい」 
だって!!! やるな~ 祐一!  あー でも祖母は本当、大変だったろうな。。。

でも、孫の私から見ても祖父はハンサムで素敵な人でした。
背が高くて、色白で瞳が茶色。 
祖父の育った岩手県の地域は一昔前は隠れキリシタンが多かった地域と言われている。
港に面していて昔は外国人の出入りが多かったせいか、ちょっと日本人離れしている顔立ちの人が多い地域らしい・・・(帽子屋時代にお世話になった貿易会社の方に聞いた話)
「じじちゃんてさー 日本人離れした顔してたよねー異国の血が混じってるの?」
と、祖母に聞くと
「あー じじいは(笑・祖母はこう呼ぶ)イギリス人か何か入ってるねー。 あれは。
 あの辺りはナポレオンが来て黄金発見したって伝説もあるし何かあるんだろうね」
との事。 ナポレオンは絶対来ないし、人種も時代もハチャメチャだよ!ばあば!
でも、もしかしたら自分のご先祖に 欧米か!の血が混じってるのかと思うとちょっと面白い。
しかし本当に混じってるのなら、それが胸の発育に発揮してくれてもいいじゃん!けちっ!

世の中、核家族になってしまって、おじいちゃん おばあちゃん の話を聞く時間なんて
なくなってしまったけど、口から語り継ぐこうゆう事は大事な事かもしれないと思う。
(愛人 話は別としてね・・・(;^ω^A )
身内の話に限らず、地方地方の民話とかも自分達の世代で終わらせないように
したいなー。 
by antennaofant | 2007-01-07 15:09 | 日々の色々